2016-01-15
【英一郎の制作奮闘記】波佐見出張制作その1
波佐見焼きをルーツに持つ、「白磁彫刻家」の森永英一郎。
制作をする際には、波佐見焼きの窯元のある長崎へと出張に行くことが多いそう。
作品制作の奮闘ぶりを、本人の言葉で語ってもらいました。
作家本人の制作奮闘記をどうぞご覧ください。
【英一郎の制作奮闘記】波佐見出張制作その1
今後定期的に続けていけるようになるべ構えずに書いていこうと
思っています。
とりとめのないものや完結せず続きものになったりするかもしれませんがどうかご容赦を頂きたく。
波佐見出張制作について(何回かに分けて)
英一郎は長崎県波佐見町に材料、道具の仕入れ、そして春日市の工房で出来ない作業などを行うために不定期ではありますがよく行きます。
仕入れだけなら日帰りの場合もありますが現地で特殊な機材などを借りての作業を行う場合は数日から長くは一週間ほどの滞在となることも。
波佐見には今も多く親戚が住んでいて宿泊はその内の英一郎の小さい頃から最もご縁の深い叔父家族の家に泊まらせてもらっての仕事となります。
波佐見での作業の主なものは石膏を扱うものとなります。
陶磁器製造、窯業産業の技術や設備の集積地である長崎県立窯業技術センター(このセンターについてはまたいつか詳しく)や
石膏型製作について英一郎には師匠と呼べる方がありその師匠山口徳近さんの工房「原型室 陶友」などで作業させて頂いてます。
今回の画像はその師匠山口徳近さんの石型の製作風景。
詳しくは追ってまた次回以降、石膏製作や波佐見でのお仕事について記します。
(ライター:英一郎製磁・森永英一郎)
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